ドラマ『奥様は取り扱い注意』第9話あらすじと感想「それぞれの葛藤」
ドラマ『奥様は取り扱い注意』第9話あらすじ
「なぜこの人と結婚してしまったのだろう」
優里(広末涼子)は夫の啓輔(石黒賢)を見るとそんなふうに思ってしまう。
であった頃はそんなことをこの顔を見飽きるなんて思っていなかった。
啓輔との生活の息苦しさを言い訳にしてはいけないのは分かっていながらも、安西(小関裕太)と会うことに喜びを感じていた。
優里が自宅に帰っていると、同じ町内の主婦の浦辺とすれ違った。
そして、家に帰った浦辺は、ごめんなさいと遺書を書き、自殺したのだった。
菜美(綾瀬はるか)と優里、京子(本田翼)は通夜に参列した。
表向きは心不全だといわれていたが、京子は情報通の主婦から得た情報で自殺だとわかったといった。
菜美が通夜から帰ると、夫の勇輝(西島秀俊)が話があると言う。
勇輝が、会社の業績がよくドイツに支社をだすことになり、その会社の運営に勇輝が抜擢された。
一か月くらいしたら一緒にドイツに行きたいと言う。
菜美は考えさせてほしいと答えた。
優里が考え事をしていると、啓輔がどうしたのかと声をかけた。
「浦辺さん、自殺だったんだって、孤独だったのかな…」とつぶやくと啓輔は、夫もこどももいてどうして孤独なのかと言う。
優里は分かり合えなければ意味がない、あなたは努力してくれないのかと啓輔に聞いた。
すると、啓輔は、「君はいつまでたっても子どもだな、求めるばかりで与えようとしない」と答えた。
優里は涙ぐんだ。
菜美は、昔の仕事仲間の小雪(西尾まり)のもとに行き、勇輝のことを調べてほしいと頼んだ。
勇輝に恋に落ちたのは一目ぼれだという菜美。
それを聞いた小雪は、ひとめぼれということは直感で選んだということ。菜美の欲しがっていたものは今も昔も変わらないはずといった。
つまり勇輝が菜美の心の奥で求めているものを与えてくれる人だということ…
あるホテル。
横溝(玉山鉄二)が1人の主婦に部屋の番号をつげる。
その部屋にいくと、すでに男性がまっていた。
また別の主婦がやってきて、その隣のへやに…。
京子は意を決し、夫の渉(中尾明慶)の尾行をすることにした。
渉は喫茶店でお茶をしている。
京子は隠れて、何してるのとラインを送る。
渉からは仕事していると返事がきた。
すると、ある女性がやってきた。
その女性と渉は腕を組み、ラブホテルに入っていった…。
菜美のもとに小雪から電話がかかってきた。
勇輝について調べたが何もでなかったという、間違いなく堅気の人間だと。
そして「安心して主婦生活を楽しみな」といって電話を切った。
小雪は電話をきると、後ろにいた男に「これでいいんでしょう?」と言う。
そこにいたのは勇輝だった。
京子が落ち込み食卓に座っていると、渉が満面の笑みで帰ってきた。
渉がどうしたのかと聞くが、京子は疲れているだけだと返事をした。
一方菜美の家では、勇輝が昼ごはんに何を食べたか聞く。
偶然ふたりともがうどんを食べていた。
菜美は、テレパシーがあるのかもと笑う。
そして、菜美は勇輝と一緒にドイツにいくと言った。
菜美と優里と京子が話をしている。
そして京子は夫の浮気について話した。
京子の旧姓は浮気(ふけ)といい、名前のせいで浮気されたのかもとおどけてみる。
母子家庭で育ち、男を連れ込む母親に嫌気がさしており、早く家をでたいと思っていた京子。
高校の同級生の佐藤くんが告白してくれて、付き合いだした。
そんなに好きではなかったが、佐藤くんと結婚すれば名字がかわり大きな家に住むことができるという下心があった。
佐藤くんは優しくていい人だった。
それを利用して結婚にこぎつけたという京子だった。
昨晩、渉の浮気を自分の目で見て、自分は本当に渉のことを愛しているのだと気づいたのだった。
そして、京子は家に帰り、明日も残業だという渉に、もう残業はやめてと切り出した。
渉は、何をいっているのか意味が分からないと言う風に席をたった。
リビングのドアを開けるとそこには姑の良枝8銀粉蝶)がいた。
そして、良枝は渉に、今すぐにでていきなさい、この家の主として、一人の男としてこの子の思いにこたえる覚悟ができたら戻ってきなさいといった。
そして渉はでていった…。
優里はあるレストランの個室にきていた。
そこには安西の姿が。
安西は優里にキスしようとするが、優里がもう会えないと拒む。
しかし、安西はあきらめず、好きですといいながら優里を押し倒した。
優里はこばむことができず、安西を受け入れたのだった。
勇輝のオフィス。
男がはいってきて、例の案件はどうなっていますか?と聞くが、勇輝は問題ないと答える。
そして、菜美に電話する。
パソコンのモニターには、寝室で洋服の整理をしている菜美の姿が写っていた。
優里たちが夕食を食べている。
啓輔が様子がおかしいことに気づき声をかける。
そしてクリスマスに合わせて旅行でもするか?と言い出した。
息子の啓吾(川口和空)も喜ぶ。
啓輔は努力してほしいんだろ?と優里にはにかみながら言った。
その晩、優里は夫への罪悪感、京子は夫がいないことへの不安、菜美は夫への猜疑心、それぞれの思いを胸に眠れぬ夜を過ごした。
翌日、三人は何事もなかったかのようにランチ会を開いた。
そして、これが三人にとっての最後のランチ会になったのだった。
優里は安西を呼び出した。
安西の様子が豹変しており驚く優里。
昨日のことは忘れてほしいと言うと、突然、横溝たちが現れる。
そして、昨日の優里の様子を撮影していたという。
そして、優里に体を売って金を稼げと脅してきたのだった。
小雪のもとにあるメモが届いた。
それを見た小雪は変装し尾行を気にしながら、ある店のトイレにきた。
そこには菜美がいた。
「わたしにはなさなきゃいけないことがあるでしょう?」
ドラマ『奥様は取り扱い注意』第9話感想
次回で最終話ですね。
最終話にむけて、三人がそれぞれの問題に向き合いだしましたね。
京子の姑がいい味だしてましたね。
優里がどうなってしまうのかも気になります。
勇輝は、どうやら上の人間から言われて菜美を監視してるみたいでしたね。
菜美の以前の職業が関係しているのは間違いなさそうです。
奥様は取り扱い注意、第1話から見れる!
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